ラインナップ NO.42 
省型電気機関車シリーズ 第三弾 

TYPE1 EF10 原型 戦前タイプ(沼)
ナンバーは1(日立)、5(東芝、汽車)の2種
TYPE1a EF10 8号機 晩年タイプ(甲)
TYPE1b EF10 14号機 晩年タイプ(豊)
只今発売中 税込価格 ¥220,500

ムサシノモデルの省型/国鉄旧型電気機関車シリーズもEF53、EF55と戦前の鉄道黄金期を代表する特急牽引機2形式の後、いよいよEFの10番台に着手致しました。省型電関モデルも今回で3、4形式目となりムサシノモデル流スタイルを確立。既に目の肥えた多くの電気機関車モデル・ファンの方々より新しい時代の最上のスタンダードモデルとの評価を頂いております。CADの発達により手軽に短い時間で製品化が可能なエッチング技法中心のモデルが巾を利かす現在において昔ながらの技法を更にリファインしながらも愚直に鉄道模型の伝統的な作り方に拘っていくのが当店流のやり方です。今回の製品EF10、11は玄人好みのするプロトタイプ故、少量生産となりますので恐れ入りますがご注文は6月15日(木)までにお願い致します。尚、価格はEF53と同等を予定、発売は10月下旬頃を予定しております。

公式側

非公式側





グッと腰の落ち着いた印象の隙のないサイドビュー

※尚写真のサンプル品と較べ本生産量産品では数多くの手が加えられます。
★TYPE1 EF10 1次車(1~18号機)
原型 戦前タイプ(沼)
ナンバーは1(日立)、5(東芝、汽車)の2種
昭和9年、丹那トンネル開通と同時に東海道線に登場。日本初の本格的貨物用電気機関車として沼津機関区に配属されEF50、53、55、56等旅客用電気機関車と共に活躍。その当時のスタイルを忠実に再現致します。デッキ先端引っ掛け式テールライト、ヘッドライトLP42、前面引っ掛けフックはフロントデッキ上前部取付、機械式スピードメーター取付。塗色ぶどう1号。EF53と較べ引き締まった短いプロポーションは貨物用機らしく重厚そのものです。

★TYPE1a EF10-8号機 晩年タイプ(甲)
甲府機関区に所属し身延線で活躍した昭和50年代の初め晩年の姿を再現。 前面窓原型窓枠、大型ヘッドライトLP403、テールライト妻板埋め込み、避雷器LA15両エンド共パンタ後部に取付。信号炎管取付、排障器は原型先台車一体形、前面引っ掛けフックはフロントデッキ上前部取付、1エンド公式側第2動輪・電気式スピードメーター取付。1エンド非公式側第2動輪・タコメーター取付。塗色ぶどう2号。 

★TYPE1b EF10-14号機 晩年タイプ(豊)
豊橋機関区配属。EF10 1次車の中で最後に残った1輌で飯田線で旧国等に混じって活躍した有名な14号機を忠実に再現致します。前面運転室窓Hゴム化、大型ヘッドライトLP403、テールライト妻板埋め込み、避雷器LA15両エンド共パンタ後部取付。信号炎管取付、排障器は改造でエンドビーム前部にじか取付(A型ATS車上子取り外し後スタイル)。前部引っ掛けフックはエンドビーム前部位置。1エンド公式側第2動輪・電気式スピードメーター取付。1エンド非公式側第2動輪・タコメーター取付。塗色ぶどう2号。
<公式側下廻り>

量産品では当然先輪用の担いバネが取り付けられます。


切れ味抜群のエッジの立ったメインフレーム

<非公式側下廻り>


一切の省略無しで610Rをらくらく通過

ハンドブレーキ装置のテコ、チェーンまでも再現