ラインナップ NO.53A                                                2009.11.1
国鉄 DD51

500番代、1000番代


税別価格228,000円 只今発売中

只今予約受付中


人気のDD51、前回発売分より人気のタイプの再生産を行います。更に新しくバリエイション展開を企画、新製品として発売致します。
DD51の当店初回製品は2005年の夏から暮れに掛けて発売する事になっていましたが猛烈な円安、ウォン高に襲われ2年掛かりでのろのろと発売して行く事となってしまいました。本来2006年に新しいバリエイション展開をする予定でしたがその計画は忽ちの内に吹き飛ばされてしまったものです。40%近いウォン高の中、亜進社では高い価格ではお客様が納得しないでしょうと大きな赤字を出してウォン高になる以前のレートに近い計算で船積み価格を設定してもらいました。そのような色々がありましたが今回DD51の再生産を行う事が出来るという事は本当に有り難い事です。


2010年秋発売と云う事で発表させて頂いております16番DD51のその内容を一部変更させて頂きます。(2009年11月1日)
新しいDD51の企画、8月のJAMに合わせて時間が充分とは云えない中で慌しく計画致しました。10月に入りその内容を入念に再検討。いくつかのバージョンを付け加えそれらのGOD図面を当店にて作成、結局小さな違いによるバリエーションも含めて全16タイプ(再生産も含む)となりました。
この出来上がった図面を携えて10月下旬に訪韓、ATM(アジン・トレイン・モデル)趙 載 吉 社長、デザイナーの金ジェイソン氏と話し合いを行い一応計画した全タイプの製品化の約束を取り付ける事ができました。ただ当店の判断により余りにも注文数がの少ないタイプについては製品化を断念する事も有り得ます。その際はご了承の程お願い致します。

<注目するポイント>
(1)500番代車の中でも完全重連型となった最初のグループ593~667より暖地(九州鳥栖)、山陰B寒地、A寒地(北海道 小樽築港etc)と三つ取り揃えた事です。このグループまでの特徴としてキャブ側窓が大きい事、非公式側キャブ下SG点検点検開き扉が小さくエアタンク上ランボードとSG点検開き扉上水切りが直線状になっている。空気清浄器室ルーバ上に水切りが無い等、以後のグループと比べ大きなディテールの変化となっています。DD51でもこのグループの製品は今までインジェクションモデルも含め正確なものが製作された事がありません。今回の製品が始めてとなります。何れもJRには引き継がれず国鉄時代に廃車となったDD51達ですが今回当店において模型の上で復活させる事となりました。

TYPE8A DD51 624       TYPE5 DD51 1107  

(2)DD51の中でも現在活躍中の最後期グループを幾つか製作致します。東新 1182、1184。JR貨物北海道(鷲別)A更新車 1150、1151、1158、1162。JR貨物愛知機関区新更新色 891,892、1803、1804等、現在最も注目されるDD51達です。

(3)JR北海道北斗星色、再生産分に加え北斗星色DD51の中でも1輌だけグループの違う1006を製作するのが注目。さらに1100,1102も加わります。





TYPE2 745号機 A寒地 北海道時代 五稜郭

TYPE4 JR北海道 1100番代 A寒地 北斗星



TYPE5 国鉄1100番代 B寒地 山陰タイプ



<再生産>は以下の三つのタイプです。
(TYPEは初回生産よりの踏襲となります)


●TYPE2  国鉄 745号機 三つ目 五稜郭
         A寒地北海道タイプ 温風暖房器付
●TYPE4  JR北海道 1100番代 北斗星
  1137、1140、1142、1148

●TYPE5  国鉄 1100番代 B寒地山陰タイプ
  1109、1115、1116、1119、1121

この分に関しては以前ご注文頂いております13mmバージョン(当店販売のみ)を製作致します。



<新製品>

●TYPE4D JR北海道 1100番代 北斗星
  1100、1102
●TYPE7A 国鉄 1100番代 B寒地山陰タイプ
  1177、1186(米子)、1179、1188(福知山)
DD51最後期型を国鉄山陰タイプで製作致します。
●TYPE7B JR貨物 1100番代 A寒地東新タイプ
 1182、1184
現在、JR貨物東新潟機関区所属機は本来の磐越西線での貨物輸送が無くなり、秋田貨物~北上間及び秋田貨物~土埼~秋田港で使用されています。当店では磐越西線において活躍していた頃のスタイルを再現。前面窓だけでなく側窓にも各プロテクターが取り付けられています。
●TYPE8A 国鉄 全盛時代ブルートレイン牽引機
  593~667グループより暖地タイプ 
  624、625(鳥栖機関区)
さくら、はやぶさ、あかつき、明星等ブルトレを牽引。スノウプロウはパーツパッケージとなります。このグループまでのDD51はキャブ非公式側裾SG点検扉が小さくその上に取り付けられている水切が直線となっている。さらにキャブ側窓も後期型と較べかなり大きくなっている。空気取り入れ口ルーバー無し。切り抜きナンバー。
●TYPE8B 国鉄 500番代
 593~667グループよりB寒地山陰タイプ
 628、663、664
前面窓デフロスタ付、扇風機カバー取付改造。
●TYPE9 国鉄 全盛時代北海道
  593~643グループよりA寒地タイプ
このグループは多くが北海道に新製配備され活躍した。小樽築港所属車は五稜郭のDD51と組んで重連で急行ニセコを牽引。

●TYPE10 国鉄 北海道A寒地タイプ 三つ目ライト
710,716,745 五稜郭
無線アンテナ無し、タブレットキャッチャー付、ラジエーターグリル無し。温風暖房器無し。ご存知三つ目タイプ急行ニセコ牽引機。5輌の三つ目DD51の内710、716は最後まで温風暖房器が取り付けられませんでした。

●TYPE11 国鉄 1043号機 亀山の帯無しDD51
関西で人気のあったDD51。少量生産致します。
●TYPE12 JR北海道 北斗星色 1006
北斗星色DD51の中で唯一1000番代初期ナンバー。他の北斗星色DD51とは形態が大きく異なります。残念ながら実機は廃車となりミャンマーへ旅立って行きましたが模型では事故以前のスタイルで復活。

●TYPE13A/B 国鉄 1100番代 北海道A寒地タイプ(小樽築港) A 1138(リブ付)、B 1141(リブ無し)
急行ニセコでは五稜郭の三つ目と重連で、又単機で急行"利尻"、"まりも"を牽引。無線アンテナ無し、タブレットキャッチャー付、ラジエーターグリル付。ボンネット上ハッチのリブの有無で作り分け。

●TYPE14 JR貨物 1100番代(鷲別)
更新B(1151、1154、1158、1162)
列車無線アンテナ付、黒Hゴム。ラジエーターグリル付きのナンバーを選びました。DF200の赤とグレイ、白帯無しというカラースキム。

●TYPE15  JR貨物 800番代最後期型(愛知)
更新A(891、892、1803、1804)
DD51最終タイプから最新JR貨物色を製作致します。