ラインナップ NO.55 
                                                      2012.12.10
田園の唄シリーズ No50

武蔵野鉄道 デキカ11
ウェスチングハウス製大型パンタ搭載
西武鉄道E13 青灰色

ローズピンク塗り替え以前、池袋線で活躍の姿。
西武鉄道E12 ローズピンク
多摩川線での活躍の姿、廃車後保谷にて保存中
以上 税込価格91,875円(本体価格87、500円)
弘南電鉄 ED333 スノウプロウ付
西武鉄道E13が1961年弘南電鉄へ払い下げられ、ED333となる。1986年まで貨物列車牽引に活躍。現在は冬の除雪での大活躍が有名。
税込価格93,975円(本体価格89、500円)
只今発売中
量産品写真のご紹介
<原型タイプ 武蔵野鉄道 デキカ11>
大正12年製(1923年)の古豪戦前の原型スタイル。当時鉄道省の機関車は全て車体色は黒指定であり当然、武蔵野鉄道も黒塗色であったと推定されます。パンタグラフはED53等と同じ形態のそのものズバリ ウェスチングハウスタイプ。小さいながらも中々迫力のあるスタイルです。


僚友デキカ21と・・・・・。

鉄道省の貨車を牽くデキカ11。

<西武鉄道E13 青灰色>
1960年頃までの塗色。車体色は少し褪せた青灰色。これが例の貨車を牽引していたかも?
パンタグラフは依然ウェスチングハウスタイプ。ランニングボードが追加されている。


<西武鉄道E12 ローズピンク>
西武E12現役末期スタイル。保存機は鉄製ドアに取り換えられ、運転席側窓の奥行もなくなっています。碍子が中に寄っているE12独特のタイプのパンタグラフを新調。力作パンタグラフです。


多摩川線の砕石貨物列車はこんな雰囲気だったのではないかと思います。

南電鉄 ED333 スノウプロウ

今だ現役、弘南鉄道ED333、但し時代設定は1980年代国鉄と貨車のやり取りをしていた頃のスタイルを再現。車体の塗色は西武ローズピンクとは全く異なる色調です。スノウプロウを装備しラッセル車キ104と結ぶジャンパーカプラーや台枠の数々のパイピング等小さながら北国の機関車として冬装備でビシッと決めたそのスタイルは精悍そのものです。
この企画の為の3つ目のパンタグラフ。小さな凸電モデルの為に難しい形態のパンタグラフを作ってしまうアホさ加減。しかーし、これでこそ小さいながら個性溢れる1輌1輌を愛情を込めて作っているという事であります。西武時代と較べ雨樋が追加され、避雷器の位置も変わっています。その避雷器のパイピングまで再現。水切形状はアングル。小さいながらいつも通りのムサシノモデル特製ウルトラ・スーパー・ディテールモデルです。ボンネット側面のベンチレーター兼ハッチはボンネット側板を一度抜いた後に少し段差を付けて嵌め込んで微妙な立体感を演出致しました。ボンネット下部も別パーツを取付て表現しています。小さいながらデリケートなその立体感はこれまでの小型電機機関車モデルを遥かに超えた存在です。シャープで切れ味良く再現された社紋等レタリングも万全です。




今回この企画を進めるに当たり最も重要視した事が凸型電気機関車の走行性能に関する事でした。スケールスピードで実感的で安定した、かつパワフルな走行を実現するにはダイギャスト製ギヤーボックスの使用は絶対的な必須条件です。この条件を充たす為にダイギャスト製ギヤーボックスは今後の事も考え思い切って金型を起こして新規製作致しました。使用モーターはキャノンCN16ロングシャフト特別仕様両軸モーターにフライホイールを取り付けたもの。車輪タイヤは洋白製黒ニッケルメッキ仕様。ベリリウム銅製集電ブラシによる全軸集電。最少通過半径はR450。当店の大型機関車同様超スローから安定した走行性能を発揮。複雑な線路配置の大型レイアウトを2軸貨車20輌以上を楽々と牽引してスケールスピードでゆったりと一周してくる、そんな事が十分可能な走行性能です。今までの凸型電関と較べて各段にディテールと走りのバランスが良く取れた小さな逸品モデルです。


ムサシノモデル小型凸型機関車シリーズ
NO2 富山地方鉄道デキ6502、8103、京福電鉄デキ501
横から見ると凸電、上から見るとH電、ボンネットが左右に分かれ真ん中に通路がある独特の形態で有名な車輌。遂にムサシノモデルが製品化致します。

NO3
 国鉄DD12
進駐軍が持ち込んだGE製ディーゼルスイッチャー。塗色、形態の違いで4タイプ発売致します。当店で以前製品化したED1724号機と並べると雰囲気がおおいに盛り上がります。