ラインナップ NO.63                2015.12.12

国鉄DD41/90 2016年2月発売予定
TYPE1 DD41 フェーザー(翼)マーク 白と赤の塗り分け
TYPE2 DD41 フェーザー(翼)マーク 銀と赤の塗り分け
TYPE3 DD41 ぶどう2号イエローライン
TYPE4 DD90 金太郎塗り分け

税抜価格 ¥115,000

来年発売となりますDD41/90の塗装済量産モデルが送られて来ましたので早速写真をアップ致します。ボンネットの細い塗り分け部分等こちらの要求通りほぼ完璧な仕上がりです。この模型の場合キャブ前面、ボンネット前頭部共プレスの絞り型パーツを製作使用しています。これらの事も含め小さいながらもキャブとボンネットの接合部分等微妙な半田付け組立のズレ誤差は一切許されない非常に難しいものでした。以前製作した西武E11型と比べても組立と仕上げには各段に手間と時間が必要となりました。今後このようにマニアックな小型機関車を国鉄制式機同様な本格的高級モデルとして発売するメーカーは恐らく出てこないと思われます。


とは云ってみたものの国鉄の制式機関車を発売できるようになったからと云ってもそればかりでは面白くありません。ムサシノモデルの本文は最初はこちらにありました。遊び心を盛り込む事ができるのがこういうプロトタイプの良いところです。

一部塗装の見直し等ありますがほぼ量産品に近い仕上がり具合となっております。


DD41 TYPE1のカラースキム、この時代だからこそ出来る思い切ったカラーリングとデザインが魅力的です。

美しく仕上がったボンネット側面のフェザーマーク。この特徴ある独特の塗り分けラインを模型化したいと考えたのがこの企画の始まりです。

ボンネット側、キャブ側で機関車の印象が全く異なります。プレスの絞り金型の製作は大変難しいものがあったという話です。窓枠の凹凸等をエッチング加工したものをプレスの絞り加工しているので大変高度な技術が必要です。前面には傾斜がついているので尚の事難しい加工が必要です。




キャブ内はフルキャブインテリアディテールを備えます。









登場時のTYPE1に対してこちらは改番によりDD90となった国鉄ディーゼル機関車標準色による金太郎塗りのカラースキム。ボンネットのパターンやハッチの差異、追加された手摺りの形状、屋上のランボード等が追加されたり削除されたり結構細かい変化がありますが考証により時代による変化を的確に再現致しました。

キャブ側の金太郎塗り。

もう少しグレイとオレンジの発色を良くする事でコントラストを付ける事にします。

キャブ屋上の非常用発煙筒及び汽笛の位置はこのサンプルモデルに間違いが有り本製品では正確な位置へ取り付けられます。

ボンネット屋上の排気口にはハッチが取り付けられます。










発売まで乞うご期待下さい。