ラインナップ NO.1                              2011.12.28
国鉄 DD54 全5TYPE
サウンド付インジェクションモデル

TYPE1 DD54 2次車 4~8 正面サッシ窓 改造後
TYPE2 DD54 3次車 9~24 正面サッシ窓
TYPE3 DD54 4次車 25~29 正面Hゴム窓
TYPE4 DD54 5次車 30~34 正面Hゴム窓
TYPE5 DD54 6次車 35~40 正面Hゴム窓

発売予定 2012年7月 本体45,000円

ムサシノモデル初のインジェクションモデルとしてDD54、DF200を製作中です。まず第一弾は当店が真鍮モデルで決定版の評価を頂いたDD54。この機関車は模型化の大変難しいプロトタイプで16番ではそれまで満足の行くモデルはありませんでした。当店では15年程前、オリジナルの図面を作図する事によりこのモデルを製作致しました。今回のインジェクションモデルはこの図面をさらに推敲、検討する事により、前面を中心に一段と完成度の高いレベルでDD54の決定版を目指します。ご期待下さい。

<2次、3次車アルミサッシ窓前面>


実機のヨーロッパ調のシャープな印象を見事に捉えました。この前面、一歩間違えると赤いタヌキと化してしまいます。非常に浅い屋根のグレイの塗分け線も万全です。DD54の窓部が前方に突き出た様が良く理解できます。浅い屋根の大屋根、小屋根のRのバランスが絶妙。DD54の大きな特徴です。

窓寸法と高さ、隅柱のエッジの位置、ヘッドライトケーシングと飾り帯の位置関係等々、完璧に仕上がりました。上廻りと下廻りのバランスも重厚感あるDD54の再現には欠かせません。

実物の写真と良く較べて見てください。前面アルミサッシ窓両端の位置とヘッドライトケーシングの位置関係は大変重要です。両隅の小窓の角度も大きな影響を与えます。


<4次、5次、6次車正面Hゴム窓>

EF58以上に難しいのがDD54の前面です。JR貨物ハイテク機関車を全て製作した当店ならではの技術力と感性が最も活きるのがこのDD54のHゴム前面窓でしょう。

運転室屋根の雨樋の位置は大変重要なポイントになります(大屋根、小屋根のRのバランスが物を言います)。

風格ある前面Hゴム窓のDD54。当店ではOJゲージでも製作を開始致しました。

この前面もHゴム両端位置及び折れ角線位置とヘッドライトケーシングの位置関係が大変重要です。非常に緊張感のある表情が表現されています。実物写真と良く見比べてみてください。

3種類ある砂箱はしっかりと作り分けます。

現在、機関車モデルを作らせては最高との評価を頂いているムサシノモデルがその発端となった、DD54に特別の思いを込めてチャレンジしております。