2008.9.20
ラインナップ NO.11
OJ スケール 国鉄 キハ07 200番代 3バージョン
国鉄 キハ07 206、207(美濃太田)
国鉄 キハ07 211(遠軽)、212(深川)
国鉄 キハ07 213,214(木次)
税込予価¥273,000(本体価格¥260,000)
2010年6月発売予定
写真をクリックすると大画面になります
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DMH17Cエンジン
キハ10、キハ20、キハ55共、DMH17エンジンを搭載しているのでこのキハ07 200番代のエンジンパーツ、ラジエーターは今後の当店OJディーゼルカー・シリーズの標準部品となります。今までのものと較べ下廻りの印象が一変してしまいます。
当店ではOJスケールの世界でもローカルラインで活躍した車輌を製品化していきます。これまで発売したものでも制式蒸気C12、C56、北海道専用線のB6等はこの範中に入ります。次なる企画は当店としてはOJ初となるディーゼルカー キハ07です。それも戦後製キハ07(42600)が液体化改造で総括制御可能となり200番代を名乗ったものよりナンバーを選び完全な特定番号仕様で製作致します。ディーゼルカーのOJモデルとして今までに無い破格の出来の製品にしようとの意気込みで取り組みました。ギヤヘッド付マクソン・コアレスモーターをラジエーターの中にスッキリと収納。これより出た動軸シャフトは恐ろしく作り込まれたディテールを誇るDMH17Cエンジンの中を貫通(もちろんベアリング軸受けが入ります)動力車輪に伝達されます。ギヤはクラウン・ギヤを使用。ギヤボックスはもちろん分解出来ます。これまでのOJモデルではモーターをエンジン部に置いていたのでどうしてもエンジン横巾を大きく広げレリーフ状のつい立として表現するしかありませんでした。又エンジン下端もスケールの高さよりかなり下がったものとなりディーゼルカーの最も重要な心臓部と云える部分が大きなOJスケールでもまったく正しく再現されていませんでした。今回のキハ07はこの点を中心に超絶的なディテール表現で真を問います。 もちろん車体の形状も正しい寸法取りで群を抜く出来栄えです。キハ07に引き続きキハ10系、キハ55系、キハ35系と集中的に発売していきます。ご期待下さい 。
キハ07系車両について
キハ07と呼ばれる車輌は、昭和10年から大形ガソリン動車として製造されたキハ42000形に昭和26年に完成した制式ディーゼル機関DMH17を搭載した43輌と昭和27年にほぼ同一形態で増備された20輌を加えてキハ42500形としたものを昭和32年の車輌称号の改正によりキハ07形となった63輌である。その他に早期に私鉄譲渡されキハ07にならなかったもの7輌と私鉄の独自発注車が数形式あり、それらを含めてキハ07系としている。そのうち時代と形態などから選んだ各車について以下に概略を述べる。
キハ07 206、207(美濃太田)
キハ07101~のうち15輌を液体式総括制御車に改造しキハ07201~としたものでエンジンはトルクコンバーター付DMH17Cに換装しラジエーターも20系と同様のものになり、エアタンクを一つ増設し床下機器の配置も大幅に変更された。燃料タンクは床板から離して取り付けられ腰板の燃料注入口は無くなった。総括制御のための機器が取り付けられて正面に連結栓が目立つ。また連結器は他の形式とも連結可能な気動車標準の密着自連になっている。末期にはATSも取り付けられた。昭和27年に液体式の試験車としてその後の我が国気動車の基礎を築いた07形だが国鉄で液体式となったのはこの15輌だけである。キハ07207は201~6と共に大垣を中心とした地区に配置され、樽見線(現樽見鉄道)ではキハ07200番代4連の列車も見られた。新潟鉄工所製でさほど寒冷地と思えないのに温風暖房器を2器取り付けている。液体式改造は名古屋工場。
キハ07 211(遠軽)、212(深川)
キハ07112を旭川工場で液体式に改造したものだが、ここでは標準的な改造に加えて便所の設置や中央ドアを固定し前後のドアにドアエンジンの取り付け等が行なわれている。もちろん北海道の耐寒設備も取り付けられている。タイフォンは防雪型の蓋付のものが正面右窓下に付けられた。又燃料タンクは従来と同じように床板に密着して取り付けられ、燃料注入口は腰板に設けられている。補助灯のブラケットが残っているが濃霧の時には返って視界を妨げることが分かりこの時にはもう使用されていない。新潟鉄鋼所製。
キハ07 213、214(木次)
液体式07の出雲型といえるような車輌。金太郎塗り分けで台車に砂箱も付けている。ATSも付いているがキハ07で装備しているのは末期まで使われたものだけである。新潟鉄工所製で木次線管理所に配置されて出雲板根のスイッチバックの登り降りしていた。
今年3月始めアジン社よりこの図面とその他の資料を当店直属のメーカー、サムヒュン・トレインへ移動(このメーカーは当社が資金を投じて立ち上げた会社です)。16番で製品化する前にOJに挑戦しようと云う話となりました。
ラインナップ NO.11
OJ スケール 国鉄 キハ07 200番代 3バージョン
国鉄 キハ07 206、207(美濃太田)
国鉄 キハ07 211(遠軽)、212(深川)
国鉄 キハ07 213,214(木次)
税込予価¥273,000(本体価格¥260,000)
2010年6月発売予定
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DMH17Cエンジン
キハ10、キハ20、キハ55共、DMH17エンジンを搭載しているのでこのキハ07 200番代のエンジンパーツ、ラジエーターは今後の当店OJディーゼルカー・シリーズの標準部品となります。今までのものと較べ下廻りの印象が一変してしまいます。
当店ではOJスケールの世界でもローカルラインで活躍した車輌を製品化していきます。これまで発売したものでも制式蒸気C12、C56、北海道専用線のB6等はこの範中に入ります。次なる企画は当店としてはOJ初となるディーゼルカー キハ07です。それも戦後製キハ07(42600)が液体化改造で総括制御可能となり200番代を名乗ったものよりナンバーを選び完全な特定番号仕様で製作致します。ディーゼルカーのOJモデルとして今までに無い破格の出来の製品にしようとの意気込みで取り組みました。ギヤヘッド付マクソン・コアレスモーターをラジエーターの中にスッキリと収納。これより出た動軸シャフトは恐ろしく作り込まれたディテールを誇るDMH17Cエンジンの中を貫通(もちろんベアリング軸受けが入ります)動力車輪に伝達されます。ギヤはクラウン・ギヤを使用。ギヤボックスはもちろん分解出来ます。これまでのOJモデルではモーターをエンジン部に置いていたのでどうしてもエンジン横巾を大きく広げレリーフ状のつい立として表現するしかありませんでした。又エンジン下端もスケールの高さよりかなり下がったものとなりディーゼルカーの最も重要な心臓部と云える部分が大きなOJスケールでもまったく正しく再現されていませんでした。今回のキハ07はこの点を中心に超絶的なディテール表現で真を問います。 もちろん車体の形状も正しい寸法取りで群を抜く出来栄えです。キハ07に引き続きキハ10系、キハ55系、キハ35系と集中的に発売していきます。ご期待下さい 。
キハ07系車両について
キハ07と呼ばれる車輌は、昭和10年から大形ガソリン動車として製造されたキハ42000形に昭和26年に完成した制式ディーゼル機関DMH17を搭載した43輌と昭和27年にほぼ同一形態で増備された20輌を加えてキハ42500形としたものを昭和32年の車輌称号の改正によりキハ07形となった63輌である。その他に早期に私鉄譲渡されキハ07にならなかったもの7輌と私鉄の独自発注車が数形式あり、それらを含めてキハ07系としている。そのうち時代と形態などから選んだ各車について以下に概略を述べる。
キハ07 206、207(美濃太田)
キハ07101~のうち15輌を液体式総括制御車に改造しキハ07201~としたものでエンジンはトルクコンバーター付DMH17Cに換装しラジエーターも20系と同様のものになり、エアタンクを一つ増設し床下機器の配置も大幅に変更された。燃料タンクは床板から離して取り付けられ腰板の燃料注入口は無くなった。総括制御のための機器が取り付けられて正面に連結栓が目立つ。また連結器は他の形式とも連結可能な気動車標準の密着自連になっている。末期にはATSも取り付けられた。昭和27年に液体式の試験車としてその後の我が国気動車の基礎を築いた07形だが国鉄で液体式となったのはこの15輌だけである。キハ07207は201~6と共に大垣を中心とした地区に配置され、樽見線(現樽見鉄道)ではキハ07200番代4連の列車も見られた。新潟鉄工所製でさほど寒冷地と思えないのに温風暖房器を2器取り付けている。液体式改造は名古屋工場。
キハ07 211(遠軽)、212(深川)
キハ07112を旭川工場で液体式に改造したものだが、ここでは標準的な改造に加えて便所の設置や中央ドアを固定し前後のドアにドアエンジンの取り付け等が行なわれている。もちろん北海道の耐寒設備も取り付けられている。タイフォンは防雪型の蓋付のものが正面右窓下に付けられた。又燃料タンクは従来と同じように床板に密着して取り付けられ、燃料注入口は腰板に設けられている。補助灯のブラケットが残っているが濃霧の時には返って視界を妨げることが分かりこの時にはもう使用されていない。新潟鉄鋼所製。
キハ07 213、214(木次)
液体式07の出雲型といえるような車輌。金太郎塗り分けで台車に砂箱も付けている。ATSも付いているがキハ07で装備しているのは末期まで使われたものだけである。新潟鉄工所製で木次線管理所に配置されて出雲板根のスイッチバックの登り降りしていた。
今年3月始めアジン社よりこの図面とその他の資料を当店直属のメーカー、サムヒュン・トレインへ移動(このメーカーは当社が資金を投じて立ち上げた会社です)。16番で製品化する前にOJに挑戦しようと云う話となりました。