ラインナップ70
西武鉄道 E851 その2 2016.11.13
当店店頭及び当店特約店で販売 少量限定品
価格未定 近日中に価格決定次第、予約を開始致します。
最初にご紹介した西武E851、KP62パンタグラフがまだ用意できておらずその他の面でもかなり不完全なサンプルモデルでした。本体はそのままですがかなり整った形で仕上げられたサンプルモデルが再度送られてきましたので改めてご紹介させて頂きます。前回も記しました通り実物同様EF65,EF81の製品化との絡みで急遽製作する事になりましたが模型の世界ではEF65,EF81の部品をそのまま流用出来る訳ではありません。注目の台車はE851用として完全に作り分けを致しました。前面隅柱のRはEF65非貫通タイプのR250に対して1000番代同様R200となります。当店の電気機関車、標準装備となった下廻りのディテールも(株)西武鉄道の協力により実機に忠実にほぼ100%再現する事ができました。今回のサンプルではさらにディテールが追加されています。この機関車のチャームポイントとして国鉄型とは異なるヨーロッパ調の美しいカラースキムが上げられますが適度な艶のもと、当店の模型でもその美しさを完全に再現する事になります。発売は来年6月頃を予定しています。同じ西武鉄道のE11型、来年2月発売予定のE51型と三部作となります(30年以上前にE21も製作致しました)。叶うならば現在の水準でE21の再生産、E61(ED11)まで行きたいと考えます。
当店にてご予約のお客様には武甲山をあしらった”さよならE851”のヘッドマークをサービス致します。
ボディはサンプルモデル故の手曲げという事で隅柱のRが小さくなっていますが量産品では正確に再現されます。
正確に再現されたKP62パンタグラフ。屋上のパイピングはフルに再現されています。避雷器は2種類ありますので当店のE851は2バージョンという事になります。ナンバーは1~4まで全て取付済とします。
丸窓の窓ガラスはアクリル材から削り出したパーツをはめ込んでいます。
ジャンパーカプラー等のパーツは全て作り直されシャープさを増しています。
電気機関車を模型化する上での当店の拘りが上の写真でご理解頂けると思います。機関車の持つ重厚感とメカニカルな部分の繊細さの対比がより一層リアリティを与えています。
<非公式側>
西武鉄道の車輌課でE851の図面類を探して頂きましたが簡単な全体図しか出てきませんでした。車体寸法の採寸はもちろんの事、下廻りの細かいパイピング等のディテール類は数百枚に及ぶ写真撮影のデータを基に模型化図面上で再現、さらに数度のチェックを経てこのように形作られています。このサンプルのディテールを実車写真と比べてほぼ100%部品が再現されています。
<公式側>
品質管理にはいつものように細心の注意を払ってまいります。乞うご期待下さい。