スーパーOJ "クラシック" シリーズ
国鉄制式蒸気の今後の予定について 2007.8.13
C57 1次型は昨年2月の図面製作スタート以来1年半の長きに渡り入念に企画が進められてきましたが、先月末に全てが完了となりいよいよ全パーツの発注、量産製品の組み立てが開始されました。5号機の第一次図面は昨年6月、メーカー・アートホビーでの完成後当店にてチェックを行ないました。そして7月のC12量産品の最終チェック(結局9月中旬に再チェックする事になりましたが)時に打ち合わせと調整を行ないました。その後昨年12月までに3回程、同様の事を行なった後サンプル・モデルの製作を開始(ロストワックス原型は10月頃よりスタート)2月に完成を見ました。このサンプルを再び入念にチェック、150箇所以上の修正、変更点を加えました。この間に11号機、135号機の図面製作の方もスタート、3月にはアートホビーメンバーが訪日。東京にて135号機と同じ岩見沢第一の57号機の取材を行ないました。4月にはFMモデルにおけるB6の検査の為、私達がソウルを訪問。この時にアートホビーにて再び打ち合わせ。6月にも再度来日した彼らと又々図面のチェックと打ち合わせを行い、いよいよ最後の追い込みへと入りました。7月のB6最終検品の為のソウル訪問では11号機の集煙装置、開閉シリンダーの空気作用管、重油タンクの細部仕上げのみとなりました。その後も1ヶ月程何度かのやり取りを行い、私共も1週間程集中してこの問題に取り組み全てを解決。7月末にほぼC57 4タイプの模型化図面は完成を見たのであります。
昨年11月始めに当店に到着していたC12は8ヶ月程梱包されたまま段ボール箱の中で熟成?されていましたが6月に入り晴れて梱包を解かれ検品を開始。7月中には全てこれらの作業も終了。お蔭様で在庫も残少となり、いよいよ頭の中は次への企画C59へと切り替わって来ています。いよいよC57の経験を活かした上でのC59への挑戦です。第3動輪から後方へグッと伸びた火室、後部フレーム、従台車とそのスケール感を完全に再現する事が今から大きな楽しみです。このC59で大変困った事は戦前型と戦後型で機関車のベース部分に相当の違いが見られる事です。バージョン展開は戦後型の場合、呉線の161、162,164号機の内からどれか一つと東海道山陽本線での全盛時代のC59で2タイプ。戦前型は九州での1号機、もう一つはこれをベースに改造されたハドソンC60の東北線で活躍した姿を再現したいと考えております。東北線のC60は戦前型改造のものが多く、この後製作する予定のD51との関係を考えるとこれは落とせないところです。これからじっくりとC59戦前型、戦後型の資料を手にアートホビーメンバーと話し合いを行い解決して行く事になります。
国鉄制式蒸気の今後の予定について 2007.8.13
C57 1次型は昨年2月の図面製作スタート以来1年半の長きに渡り入念に企画が進められてきましたが、先月末に全てが完了となりいよいよ全パーツの発注、量産製品の組み立てが開始されました。5号機の第一次図面は昨年6月、メーカー・アートホビーでの完成後当店にてチェックを行ないました。そして7月のC12量産品の最終チェック(結局9月中旬に再チェックする事になりましたが)時に打ち合わせと調整を行ないました。その後昨年12月までに3回程、同様の事を行なった後サンプル・モデルの製作を開始(ロストワックス原型は10月頃よりスタート)2月に完成を見ました。このサンプルを再び入念にチェック、150箇所以上の修正、変更点を加えました。この間に11号機、135号機の図面製作の方もスタート、3月にはアートホビーメンバーが訪日。東京にて135号機と同じ岩見沢第一の57号機の取材を行ないました。4月にはFMモデルにおけるB6の検査の為、私達がソウルを訪問。この時にアートホビーにて再び打ち合わせ。6月にも再度来日した彼らと又々図面のチェックと打ち合わせを行い、いよいよ最後の追い込みへと入りました。7月のB6最終検品の為のソウル訪問では11号機の集煙装置、開閉シリンダーの空気作用管、重油タンクの細部仕上げのみとなりました。その後も1ヶ月程何度かのやり取りを行い、私共も1週間程集中してこの問題に取り組み全てを解決。7月末にほぼC57 4タイプの模型化図面は完成を見たのであります。
昨年11月始めに当店に到着していたC12は8ヶ月程梱包されたまま段ボール箱の中で熟成?されていましたが6月に入り晴れて梱包を解かれ検品を開始。7月中には全てこれらの作業も終了。お蔭様で在庫も残少となり、いよいよ頭の中は次への企画C59へと切り替わって来ています。いよいよC57の経験を活かした上でのC59への挑戦です。第3動輪から後方へグッと伸びた火室、後部フレーム、従台車とそのスケール感を完全に再現する事が今から大きな楽しみです。このC59で大変困った事は戦前型と戦後型で機関車のベース部分に相当の違いが見られる事です。バージョン展開は戦後型の場合、呉線の161、162,164号機の内からどれか一つと東海道山陽本線での全盛時代のC59で2タイプ。戦前型は九州での1号機、もう一つはこれをベースに改造されたハドソンC60の東北線で活躍した姿を再現したいと考えております。東北線のC60は戦前型改造のものが多く、この後製作する予定のD51との関係を考えるとこれは落とせないところです。これからじっくりとC59戦前型、戦後型の資料を手にアートホビーメンバーと話し合いを行い解決して行く事になります。