2009.3.14
2009韓国メーカー訪問記 その1
今年初めて韓国へ行ってきました。3ヶ月振りの訪問です。今回はEF56、EH200の最終チェック一つ前の検査が主要目的でしたが今年創業40年を迎える当店記念製品OJ EF66の進捗状況を確認する事も大事な仕事となりました。
OJ EF66担当メーカーSUN JIN MODEL(先進モデル)の 李 鉉 萬(イ・ヒュンマン)社長。現在先進モデル単独で製作中の1/16スケール 全長3m近いUPビッグボーイと共に。
昨年11月訪問時にはEF66前頭部の切削を行なっていましたが今回はノーズ部分を切削中でした。
1日掛かりで1輌分の切削がやっと。大変時間が掛かる作業です。
表側の切削が終了したもの。さらに裏側もくり貫きます。
出来上がった部品を見る李社長。
既に切削の終わった前頭部。これらの部品は最終的に研磨され鏡面仕上げとなります。
台車のロストワックス原型。昨年のサンプルより全て作り直しました。
胴受け部分原型。
EF66製作の上で前面と共に重要なポイントに上がっていた側面のベンチレーター。プレスでの再現はとても無理な構造をしておりコイニングにて再現する方法しか無いと考えておりましたが何と精工なロストワックス技法を駆使してシースルーのフィン、中桟、繊細な縁部分と完璧に再現してきました。これも以下にご覧頂くビッグボーイの部品同様、鏡面仕上げされるそうです。これを見て思わずDD54をOJで製作したいと思いました。
先進モデルは過去現在を通じ最高の実力を持ち最高の製品を作るメーカーだと断言できます。日本のメーカーTコダマを凌駕していると云っても間違いないでしょう。
先進モデルはOゲージ、1番ゲージ専門のメーカーでアメリカのインポーター”Fine Arts Model”、”Kohs & Company”を始めヨーロッパの大型モデル専門インポーター向けに製品を送り出しています。丁度私が訪問した時にはイギリスのインポーターの注文によるGWR キャッスルクラスの最終組立中でした。写真を撮ることは出来ませんしたがそれはすばらしいモデルでした。ここでは1/16ビッグボーイの写真をご覧頂きます。
スタックカバーはモーターで可動します。
安全弁(ポップバルブ)の表現もご覧の通り。
現在約80%の仕上がりでさらにディテールが取り付けられます。
テンダー床下ディテール。
鏡面仕上されたロストワックスパーツ・インジェクター。ちなみにケース付きで1輌日本円にして1500万円。もちろん当店でも注文お受け致します。
次はATM(AJIN TRAIN MODEL)
EH200下廻りの組立は既に全て完了。
モーターディテールもロストワックスパーツで再現していますので一段とボリューム感が増しています。現在上廻り車体の最終組立中です。発売は5月ゴールデンウィーク明けを予定しています。
尚このモーターディテールパーツは当社EH500のグレイドアップパーツとして分売予定です。
アートホビーズでは山形交通モハ100の組立が行なわれていました。OJ C56 150号機は最終図面のチェックも終わりました。同じ小海線149号機とは約100箇所の相違点があります。その為新規製作のロストワックス原型を製作しておりました。サンプルモデルは4月後半に完成します。
アートホビーとの夕食はいつものサンギョプサル(豚の焼肉)はいい加減飽きたので他のものがいいと要望したところ、こんな処へ連れて行かれました。
ナクチ(小さなタコ)料理専門店。韓国のテレビでも紹介された有名な店だそうでアートホビーズ工場より徒歩7~8分の場所にありました。
タコの足踊り食い。それ程ゲテモノ感はありません。
ナクチ料理を食べるウジン氏。私は当分けっこうです。
サムヒュン・トレイン
EF56 4号機。正面窓Hゴム改造。EF56として最後の急行列車を1969年12月に牽引したのがこの4号機です。
いきなりこの日の夕食となりました。豚の肉を蒸したものでボッサムといいます。キムチや他の野菜と共に食します。
翌日は簡単な検査を行ないました。又EF10 2次、3次型の正確な納期(今年7月の予定、本当かな)やOJ キハ07の話し合い等も行われました。
真剣な表情で検査中の李さん。
下廻り動力関係組立を始めサンプルモデルの製作も行なう崔さん。
ロストワックス原型組立担当のホゥさん。
手に持っているのはEF10鋳鋼台車の原型。
こちらはサムヒュン社長朴さんの義兄のホゥさん。
この日の午後遅くインチョンの水産市場へ連れていかれました。
市場内は元気のいいオバサンだらけ。
キムチに混ぜる小エビ。
これが今日の夕食です。とんでもねぇ量だぁ。
炭火で焼いてハサミで切って醤油などに漬けて食べます。
もう見てるだけで腹いっぱい。
後からエビも参戦!もう食えねぇ~。
おしまい
2009韓国メーカー訪問記 その1
今年初めて韓国へ行ってきました。3ヶ月振りの訪問です。今回はEF56、EH200の最終チェック一つ前の検査が主要目的でしたが今年創業40年を迎える当店記念製品OJ EF66の進捗状況を確認する事も大事な仕事となりました。
OJ EF66担当メーカーSUN JIN MODEL(先進モデル)の 李 鉉 萬(イ・ヒュンマン)社長。現在先進モデル単独で製作中の1/16スケール 全長3m近いUPビッグボーイと共に。
昨年11月訪問時にはEF66前頭部の切削を行なっていましたが今回はノーズ部分を切削中でした。
1日掛かりで1輌分の切削がやっと。大変時間が掛かる作業です。
表側の切削が終了したもの。さらに裏側もくり貫きます。
出来上がった部品を見る李社長。
既に切削の終わった前頭部。これらの部品は最終的に研磨され鏡面仕上げとなります。
台車のロストワックス原型。昨年のサンプルより全て作り直しました。
胴受け部分原型。
EF66製作の上で前面と共に重要なポイントに上がっていた側面のベンチレーター。プレスでの再現はとても無理な構造をしておりコイニングにて再現する方法しか無いと考えておりましたが何と精工なロストワックス技法を駆使してシースルーのフィン、中桟、繊細な縁部分と完璧に再現してきました。これも以下にご覧頂くビッグボーイの部品同様、鏡面仕上げされるそうです。これを見て思わずDD54をOJで製作したいと思いました。
先進モデルは過去現在を通じ最高の実力を持ち最高の製品を作るメーカーだと断言できます。日本のメーカーTコダマを凌駕していると云っても間違いないでしょう。
先進モデルはOゲージ、1番ゲージ専門のメーカーでアメリカのインポーター”Fine Arts Model”、”Kohs & Company”を始めヨーロッパの大型モデル専門インポーター向けに製品を送り出しています。丁度私が訪問した時にはイギリスのインポーターの注文によるGWR キャッスルクラスの最終組立中でした。写真を撮ることは出来ませんしたがそれはすばらしいモデルでした。ここでは1/16ビッグボーイの写真をご覧頂きます。
スタックカバーはモーターで可動します。
安全弁(ポップバルブ)の表現もご覧の通り。
現在約80%の仕上がりでさらにディテールが取り付けられます。
テンダー床下ディテール。
鏡面仕上されたロストワックスパーツ・インジェクター。ちなみにケース付きで1輌日本円にして1500万円。もちろん当店でも注文お受け致します。
次はATM(AJIN TRAIN MODEL)
EH200下廻りの組立は既に全て完了。
モーターディテールもロストワックスパーツで再現していますので一段とボリューム感が増しています。現在上廻り車体の最終組立中です。発売は5月ゴールデンウィーク明けを予定しています。
尚このモーターディテールパーツは当社EH500のグレイドアップパーツとして分売予定です。
アートホビーズでは山形交通モハ100の組立が行なわれていました。OJ C56 150号機は最終図面のチェックも終わりました。同じ小海線149号機とは約100箇所の相違点があります。その為新規製作のロストワックス原型を製作しておりました。サンプルモデルは4月後半に完成します。
アートホビーとの夕食はいつものサンギョプサル(豚の焼肉)はいい加減飽きたので他のものがいいと要望したところ、こんな処へ連れて行かれました。
ナクチ(小さなタコ)料理専門店。韓国のテレビでも紹介された有名な店だそうでアートホビーズ工場より徒歩7~8分の場所にありました。
タコの足踊り食い。それ程ゲテモノ感はありません。
ナクチ料理を食べるウジン氏。私は当分けっこうです。
サムヒュン・トレイン
EF56 4号機。正面窓Hゴム改造。EF56として最後の急行列車を1969年12月に牽引したのがこの4号機です。
いきなりこの日の夕食となりました。豚の肉を蒸したものでボッサムといいます。キムチや他の野菜と共に食します。
翌日は簡単な検査を行ないました。又EF10 2次、3次型の正確な納期(今年7月の予定、本当かな)やOJ キハ07の話し合い等も行われました。
真剣な表情で検査中の李さん。
下廻り動力関係組立を始めサンプルモデルの製作も行なう崔さん。
ロストワックス原型組立担当のホゥさん。
手に持っているのはEF10鋳鋼台車の原型。
こちらはサムヒュン社長朴さんの義兄のホゥさん。
この日の午後遅くインチョンの水産市場へ連れていかれました。
市場内は元気のいいオバサンだらけ。
キムチに混ぜる小エビ。
これが今日の夕食です。とんでもねぇ量だぁ。
炭火で焼いてハサミで切って醤油などに漬けて食べます。
もう見てるだけで腹いっぱい。
後からエビも参戦!もう食えねぇ~。
おしまい