ラインナップ NO.55 
田園の唄シリーズ No50                            2011.10.27
突然(凸電)?ですがE12の試作サンプルをご紹介します。

武蔵野鉄道 デキカ11
ウェスチングハウス製大型パンタ搭載
西武鉄道E11 青灰色

ローズピンク塗り替え以前、池袋線で活躍の姿。
西武鉄道E12 ローズピンク
多摩川線での活躍の姿、廃車後保谷にて保存中
弘南電鉄 ED333 スノウプロウ付
西武鉄道E13が1961年弘南電鉄へ払い下げられ、ED333となる。1986年まで貨物列車牽引に活躍。現在は冬の除雪での大活躍が有名。

 E-12の試作サンプルが出来上がってまいりました。修正点等まだまだ完成途上と云うところですがアメリカ・ウエスチングハウス~ボールドウィン製の特徴を適格に再現。原型パンタを付けてベルでも付ければバタくさい、もろアメリカのインターアーバン電関です。このプロトタイプを作ろうとした時、真っ先に思い浮かべたコンセプトが「ハンパでなくコレはアメリカなのだ!」でした。この腰高の感じが良い!屋根のRの具合も良い。何よりボディとトラックのバランスが最高に良いです。台車幅を可能な限り押えているので車体が大きく見えるところがミソ。パンタグラフはE12特製パンタで碍子の位置が変わっています(弘南はもっと変なパンタになっています・・・これも大変です)。
 このE-12、ドアをHゴムにすれば晩年スタイルになります。
台車は何とイコライザーと軸バネ可動。動力はもうひと工夫してみます。ムサシノモデル初の凸電モデルはやはりとんでもなく凄い事になっていました。

西武E12サンプルモデル

小レイアウトをスケールスピードでゆったりと走行させましょう。ポイントの通過もスムーズそのものです。この機関車はゆったりのんびりしたムードが大切。

在りし日の武蔵野を行く小貨物列車、てな雰囲気。


これが問題のパンタグラフ、碍子の位置に注目してください。

この機関車には5~6輌までの貨物列車がお似合い。


もう30年近く以前に発売したE21と並べて。その間、当店の模型の進歩には目覚しいものがあると思っています。

田園の唄シリーズNo49 L型ディーゼルとNo50 凸型電関の2ショット。凸型電関は4~5タイプの製品化計画があります。