ラインナップ NO.51 2012.2.6
鉄道省/国鉄オハ32000系(オハ31)6形式
2012年夏発売予定
ホハ12000系中型木造客車、ナハ22000系大型木造客車に続くムサシノモデル鉄道省/国鉄客車シリーズ第3弾としてオハ32000系を製作中です。模型化図面は当店において6年前に完成しておりましたが、円安等色々な事情で製作開始が遅れていたものです。今夏発売を目指して製作中です。製品レベルは前シリーズナハ22000系と同様となります。魚腹台枠の再現、精巧に再現された床下器具とそのパイピング等見所満載、旧型客車ファン待望の製品です。価格はまだ未定ですがナハ22000の発売から7年の歳月が経過しており、いかに価格上昇を抑えていくかメーカーと話し合い中です。韓国において原材料代、ロストワックス原形及びロストワックス価格、エッチング価格等々、価格上昇は50%を遥かに越えております。当店としては1万円の価格上昇内に収めていく所存です。発売形式はオハ32000(昭和2年製)、オハフ34000(昭和2年製)、オロ30600(昭和2年製)、オハニ35500(昭和2年製)、スユニ36200(昭和3年製)、スニ36500(昭和3年製)の6形式を発売致します。尚、各形式共昭和3年製、大正15年製のグループの模型化図面も当店にて完成されております。この他オロハ31300、スユ36000、スニ36550も同様に図面は完成されております。
オハ二35500(オハニ30)第一次サンプルモデル
当店ナハ22000と組んだ時、美しい編成美となるよう設計致しました。
サンプルモデルはまだまだかなりの手を入れなければなりませんのでその点はご了承下さい。
オハ32000(オハ31)第一次サンプルモデル。この系列の代表形式です。ドア幅がハナ22000に較べ若干広く全長も長い為、ダブルルーフ屋根のプレス金型は新しく製作しました。この屋根を使用し車体を木造にするとナハ22000とオハ32000の中間に位置する系列ナハ23800を製作する事が可能となります。そこまで行けば大満足です。
踏み板は立ち上がった状態で固定します。端梁の形状はまだまだ改良の余地があります。
ウィンドウシル、ウィンドウヘッダーは別貼りです。雨樋共々この系列には凹凸感、ごつさが必要だと考えます。ベンチレーター開口部はもう少し深く表現します。室内の椅子は軽量のアルミ材で作ります。
魚腹台枠の再現がこの系列の最大の見所となります。まだセンターフレームのT型状は再現していませんが本製品では忠実に再現されます。
TR11台車(板バネは実物同様、菱形状に改良、再現致します。
下廻りはもう二息、三息手を入れていかなければなりません。
乞うご期待下さい。