2014.9.7
鉄道省オハ32000系発売時期について
2014年10月10日より発売予定
店頭販売のみ
税抜価格74,000円
当店が戦前国鉄(鉄道省)の客車に力を入れていたのは前世紀末から今世紀にかけての事で15年も以前の話になってしまいました。同時期に貨車の方も製品化しましたがこちらは2年前にシリーズ再開となりました。今回のオハ32000(オハ31)シリーズも本当は2年前に発売する事になっていましたが色々と有り2年遅れての発売となります。最近インジェクションによる安価(ではなくなってきた?)な製品が豊富に出回る時代となり真鍮モデルならではの主張をハッキリと打ち出せないメーカー、インポーターは退場を余儀なくせざるをえない難しい時代です。又3Dスキャンで出来の良い真鍮製品を簡単にコピー、製品化できる時代でもあります。
このような状況の中、手間暇掛かる割に金額を取る事ができない客車、貨車の真鍮モデルでの製品化、それも戦前タイプの機種となると資料等の問題も含めて時が経つ程難しくなってきています。今回のオハ32000系は事情により店頭販売のみとさせて頂いておりますが今後この手の客車を普通に製品化したとしても価格面を考慮していくとやはり店頭販売のみとなる可能性が大きくなります。
15年前の5万円を越える客車モデルがまだなかった時代。インテリア、ルームライト無しの製品が¥49,800で売られていましたが我々として当時製作中であったホハ12000系を5万円を越えてもインテリア、ルームライト付とするか、或いはインテリア、ルームライトを付けないで¥45,000程度に価格を抑え込むかで大変悩みました。結局妥協はしない、その時点において出来る限りの事を行なっていこうという方針を取りました。その後のナハ22000も含め今も最高品質の客車モデルとの声を頂いており私共の方針に間違いはなかったと考えます。今回のオハ32000シリーズの¥74,000と云う価格、2005年発売のナハ22000系と比べ¥16,000~19,000と30%の価格上昇となりました。ナハ22000系を今製作しても全く同じ事になるでしょう。ダブル・ルーフ車体とフルに再現された魚腹台枠と床下ディテール、室内灯、インテリア、レタリング完備の車輌です。動力が無いだけでフル・ディテールの機関車を凌駕する程の手間が掛かる製品群です。機関車は別にして今後客車、貨車類の売り方、流通の仕方は変えて行かなければならないでしょう。
鉄道省オハ32000系発売時期について
2014年10月10日より発売予定
店頭販売のみ
税抜価格74,000円
当店が戦前国鉄(鉄道省)の客車に力を入れていたのは前世紀末から今世紀にかけての事で15年も以前の話になってしまいました。同時期に貨車の方も製品化しましたがこちらは2年前にシリーズ再開となりました。今回のオハ32000(オハ31)シリーズも本当は2年前に発売する事になっていましたが色々と有り2年遅れての発売となります。最近インジェクションによる安価(ではなくなってきた?)な製品が豊富に出回る時代となり真鍮モデルならではの主張をハッキリと打ち出せないメーカー、インポーターは退場を余儀なくせざるをえない難しい時代です。又3Dスキャンで出来の良い真鍮製品を簡単にコピー、製品化できる時代でもあります。
このような状況の中、手間暇掛かる割に金額を取る事ができない客車、貨車の真鍮モデルでの製品化、それも戦前タイプの機種となると資料等の問題も含めて時が経つ程難しくなってきています。今回のオハ32000系は事情により店頭販売のみとさせて頂いておりますが今後この手の客車を普通に製品化したとしても価格面を考慮していくとやはり店頭販売のみとなる可能性が大きくなります。
15年前の5万円を越える客車モデルがまだなかった時代。インテリア、ルームライト無しの製品が¥49,800で売られていましたが我々として当時製作中であったホハ12000系を5万円を越えてもインテリア、ルームライト付とするか、或いはインテリア、ルームライトを付けないで¥45,000程度に価格を抑え込むかで大変悩みました。結局妥協はしない、その時点において出来る限りの事を行なっていこうという方針を取りました。その後のナハ22000も含め今も最高品質の客車モデルとの声を頂いており私共の方針に間違いはなかったと考えます。今回のオハ32000シリーズの¥74,000と云う価格、2005年発売のナハ22000系と比べ¥16,000~19,000と30%の価格上昇となりました。ナハ22000系を今製作しても全く同じ事になるでしょう。ダブル・ルーフ車体とフルに再現された魚腹台枠と床下ディテール、室内灯、インテリア、レタリング完備の車輌です。動力が無いだけでフル・ディテールの機関車を凌駕する程の手間が掛かる製品群です。機関車は別にして今後客車、貨車類の売り方、流通の仕方は変えて行かなければならないでしょう。