新しい16番国鉄貨車シリーズの展開
ワム80000量産車、改良量産車etc 2017.08.10
発売が遅れに遅れていた16番ワム21000、ワム70000、レム5000/6000もお蔭様で発売後ご好評をいただいております。そして次の企画も楽しみにしているとのご意見も多く寄せて頂いています。実は今回の貨車製品については、特にワム70000等真鍮製という事でいくら手間ひま掛けてもプラ製品もあることから価格的に何処までお客様のご理解が得られるかかなり懐疑的でした。貨車の模型を正確に再現、そして造り込むには相当の技術とセンスが必要です。ワム70000、レム5000/6000については以前製作のOJの図面をそのまま縮小したものでドアの開閉、板バネによる軸箱可動以外はOJモデルと部品点数的に殆ど変わりありません。これらは全て部品の一つ一つに至るまで国鉄のオリジナル図面(100ページ以上)から模型化図面を作成、それに忠実に形作られた部品の集合体です。真鍮製模型を製品として売り出す場合、今の時代最低限、相当なハイレベルで提供出来ない限り商売的に成り立たなくなっています。白か黒か、或るレベルに達しない場合は悪夢の様な悲惨な結末が待ちかまえています。その理由で貨車一つとして手を抜くことは許されないのです。その上で価格と品質のバランスをどの様にとっていくか、難しいかじ取りが要求される訳です。幸いお客様には品質と価格のバランスに付いてご理解いただくことが出来ました。
そこで早速次の企画を立てました。甚だ現金なものですが貨車とは云え当店では製作期間が長期にわたるので初動だけは早くと考えた次第です。 以前ワム90000を発売していますので戦後国鉄を代表するもう一つの形式ワム80000を製作する事に致しました。ただ今回のワム80000は1976年から1981年にかけて製造され,それまでのワム80000よりホイルベースを長く取った安定走行車28000番台は含めず、1961年から1966年にかけて製造された初期量産グループより(1A)80100~81099、81100~81999、82000~82399。及び車体側面のリブを43mm上方へ移動した(1B)82400~82899。1968年のいわゆるヨンサントウで増備された改良量産車グループ(2A)83000~86063,86070~87999,88000~88299,88300~88999。中央扉のリブのピッチが一本不揃いになった(2B)180000~187676.更にブレーキテコ寄りのドアレールを便宜上少し短くした(2C)187677~188306。上部ドアレールを車端部まで延長した(2D)188307~188801を製作致します。(1)のグループの屋根は七本の垂木が溶接されている。(2)のグループの屋根はプレス構造となりリブが16有る。尚(1)のグループの側ブレーキは片側のみであったが1968年に(2)のグループと同じく両側ブレーキに改造されている。(1)のグループはこの改造後の姿で製品化致します。 これらのワム80000はその製造年代から蒸気機関車やデッキ付きのED,EF級電気機関車、 DD11,DD12,DD51初期車、DF50,更にまだ多く存在した地方私鉄の車輌と組み合わせることが出来ます。
TYPE1A 80100~81099、81100~81999、82000~82399
参考写真は全てOJスケールのものです。
TYPE1B 82400~82899
TYPE2A 83000~86063,86070~87999,88000~88299,88300~88999
TYPE2B 180000~187676
TYPE2C 187677~188306
TYPE2D 188307~188801
さらに詳しい事はトピックス124 OJ ワム80000 量産品写真公開を参考にしてください。
国鉄ワ12000
現在当店においてOJスケールで製作中ですが、プロトタイプが長軸という事で16番でそれと全く同じコンセプトでバージョン展開致します。各タイプ車体側面の溶接ライン、屋根のキャンパス止めの位置等が異なります。 配給代用車は白線、常備駅、各局の標記類等が追加されます。例えばTYPEC-ā12480は飯田線で活躍したED19等に牽引された小貨物列車に連結されたりしています。小さい分ディテールの密度は濃くなります。
TYPE B 12218,12244,12257土崎工場製
TYPE C 12453 多度津工場製
TYPE C-ā 12480 浜松工場配給代用車(静)多度津工場製
TYPE D 12308 高砂工場製
TYPE D-ā 12407 名古屋工配給代用車(名)高砂工場製
TYPE E 12276
TYPE E-ā 12366 釧路工場配給代用車(釧) 以上ご期待ください。
ワム80000量産車、改良量産車etc 2017.08.10
発売が遅れに遅れていた16番ワム21000、ワム70000、レム5000/6000もお蔭様で発売後ご好評をいただいております。そして次の企画も楽しみにしているとのご意見も多く寄せて頂いています。実は今回の貨車製品については、特にワム70000等真鍮製という事でいくら手間ひま掛けてもプラ製品もあることから価格的に何処までお客様のご理解が得られるかかなり懐疑的でした。貨車の模型を正確に再現、そして造り込むには相当の技術とセンスが必要です。ワム70000、レム5000/6000については以前製作のOJの図面をそのまま縮小したものでドアの開閉、板バネによる軸箱可動以外はOJモデルと部品点数的に殆ど変わりありません。これらは全て部品の一つ一つに至るまで国鉄のオリジナル図面(100ページ以上)から模型化図面を作成、それに忠実に形作られた部品の集合体です。真鍮製模型を製品として売り出す場合、今の時代最低限、相当なハイレベルで提供出来ない限り商売的に成り立たなくなっています。白か黒か、或るレベルに達しない場合は悪夢の様な悲惨な結末が待ちかまえています。その理由で貨車一つとして手を抜くことは許されないのです。その上で価格と品質のバランスをどの様にとっていくか、難しいかじ取りが要求される訳です。幸いお客様には品質と価格のバランスに付いてご理解いただくことが出来ました。
そこで早速次の企画を立てました。甚だ現金なものですが貨車とは云え当店では製作期間が長期にわたるので初動だけは早くと考えた次第です。 以前ワム90000を発売していますので戦後国鉄を代表するもう一つの形式ワム80000を製作する事に致しました。ただ今回のワム80000は1976年から1981年にかけて製造され,それまでのワム80000よりホイルベースを長く取った安定走行車28000番台は含めず、1961年から1966年にかけて製造された初期量産グループより(1A)80100~81099、81100~81999、82000~82399。及び車体側面のリブを43mm上方へ移動した(1B)82400~82899。1968年のいわゆるヨンサントウで増備された改良量産車グループ(2A)83000~86063,86070~87999,88000~88299,88300~88999。中央扉のリブのピッチが一本不揃いになった(2B)180000~187676.更にブレーキテコ寄りのドアレールを便宜上少し短くした(2C)187677~188306。上部ドアレールを車端部まで延長した(2D)188307~188801を製作致します。(1)のグループの屋根は七本の垂木が溶接されている。(2)のグループの屋根はプレス構造となりリブが16有る。尚(1)のグループの側ブレーキは片側のみであったが1968年に(2)のグループと同じく両側ブレーキに改造されている。(1)のグループはこの改造後の姿で製品化致します。 これらのワム80000はその製造年代から蒸気機関車やデッキ付きのED,EF級電気機関車、 DD11,DD12,DD51初期車、DF50,更にまだ多く存在した地方私鉄の車輌と組み合わせることが出来ます。
TYPE1A 80100~81099、81100~81999、82000~82399
参考写真は全てOJスケールのものです。
TYPE1B 82400~82899
TYPE2A 83000~86063,86070~87999,88000~88299,88300~88999
TYPE2B 180000~187676
TYPE2C 187677~188306
TYPE2D 188307~188801
さらに詳しい事はトピックス124 OJ ワム80000 量産品写真公開を参考にしてください。
国鉄ワ12000
現在当店においてOJスケールで製作中ですが、プロトタイプが長軸という事で16番でそれと全く同じコンセプトでバージョン展開致します。各タイプ車体側面の溶接ライン、屋根のキャンパス止めの位置等が異なります。 配給代用車は白線、常備駅、各局の標記類等が追加されます。例えばTYPEC-ā12480は飯田線で活躍したED19等に牽引された小貨物列車に連結されたりしています。小さい分ディテールの密度は濃くなります。
TYPE B 12218,12244,12257土崎工場製
TYPE C 12453 多度津工場製
TYPE C-ā 12480 浜松工場配給代用車(静)多度津工場製
TYPE D 12308 高砂工場製
TYPE D-ā 12407 名古屋工配給代用車(名)高砂工場製
TYPE E 12276
TYPE E-ā 12366 釧路工場配給代用車(釧) 以上ご期待ください。